茨城県ひたちなか市で愛され続ける「サザコーヒー」
先日、ひたちなか市にある「サザコーヒー」本店に行ってきました。
半世紀愛され続けるサザコーヒー
「多産多死」と言われる飲食店業界にも関わらず、サザコーヒーは1969年に創業してから半世紀続いている老舗店です。そして、茨城県のひたちなか市という、決して大都市でもない場所に本店を構えている点も特徴的です。
サザコーヒーは薄利多売ではなく、一杯500円近くするコーヒーを提供する高価格店でもあり、また、個人店にも関わらず店内は30分待ちも当たり前という大繁盛ぶり。スタバやコメダ珈琲よりも人気があります。
そんなサザコーヒーですが、私が訪れたときも店内は沢山のお客さんで溢れており、30分ほど待つことになりました。サザコーヒーでは案内を待っているお客さんのために、店内に自社製品のコーヒー、グッズなどを並べたり、店内右奥にギャラリーがあり、自餅の画家の作品が展示されているなど、待ち時間を退屈にさせない工夫が凝らされています。
店内は沢山の緑が目に入り、まるで自然の中にいるような不思議な空間でした。
人生で一番おいしかったブルーベリータルト
せっかくなのでコーヒーと一緒に店頭に並んでいたブルーベリータルトを頼みました。
このブルーベリータルト、大きなブルーベリーと、濃厚なチーズケーキとサクサクなタルトの組み合わせが絶品すぎてめちゃくちゃ美味しかったです。言い過ぎではなく、真面目に人生でこれまで食べたどのブルーベリータルトよりも美味しかったです。
4カ国の素材を合わせて深煎りにした「サザ・スペシャル・ブレンド」
上品なカップに注がれた人気ナンバーワンの「サザ・スペシャル・ブレンド」。ブラジル、コロンビア、グアテマラ、エチオピアの4カ国のコーヒー豆をブレンドして作られているこのコーヒーは香りがとても良く、コクが深くてとても美味しいです。先ほど紹介したブルーベリータルトにもすごく合います。
サザコーヒーでは米国NASAが開発した「逆浸透膜浄水器」を使って不純物を取り除いた純水が使われています。細部にこだわって1杯のコーヒーを提供するからこそ、リピーターも後を絶たず、半世紀経った今でも人気が続いているのでしょう。
サザコーヒーがスタバやコメダとどのように差別化して成功したのか。その真髄についてはプレジデント社が出している以下の書籍に分かりやすく書かれているので一読してみてはいかがでしょうか。
茨城県の水戸方面に訪れる機会があれば、ぜひぜひサザコーヒーにも足を運んでみてください。